2014年12月05日
近日発売
久々の当店オリジナル商品(近日発売)なので、いつもの先行レビューです。
前回のG34キットからすると、今回は少々小振ですがショートタイプのハイキャパ5.1用コンペセイターになります。
古参のマニアなら、見覚えの有るフォルムですよねw
そう、あの往年のシングルGM系カスタムガンのセンチメーターマスターのコンペをリスペクトしました。
では何故にハイキャパ5.1用なのかと言われそうですが、現行のマルイ・ガバ系のガスガンではハイキャパ5.1のスライドだけが唯一アジャスタブルリアサイトを装備しているからです。
なので純正スライドをベースにセンチメーターモドキを作るには、これ以外の選択肢は有りません。
当然ながら、スライド長やフレームをシングルGM系にするなど似た感じにするには大変そうですがね・・・。
とは言え見ての通りノーマルのハイキャパに着けてもカッコいいですよね。

さてコンペ自体の説明です。
材質はABS製で全長も45mmと短く、内部もかなりの中空になってますので、すごく軽いです。
別売りのタニオコバ製ワンタッチジョイントを介してアウターバレルに着けますが、ワンタッチジョイントを含めても22gと超軽量で作動負担がかなり軽減されてます。
更にバレルに着けるタイプの(エアガン用)コンペセイターには珍しくコンペ側にフロントサイトが付きます(しかも集光タイプで左右の微調整も可能になっている、スグレモノw)。

※コンペ側にフロントサイトが付きますので、ノーマルの5.1のスライドに着ける場合は、スライド側のフロントサイトを外しますが、そうなると外した後が気になる人も居るでしょう。
そんな人には外した後を埋めるパーツがフリーダムアートより発売されているので、こちらも入荷予定です。

それに敢えて材質をABSにした事で、パテ盛り等での加工やシルバー塗装などのスタイルアップの可能性も広がります。
余談ですが、私もこのコンペを使って寄りセンチメーターっぽいのを製作中です。
スライドを4.2くらいにカットしてフレームはMEUベースでと・・・。
スライドのカットやセレーションは仕方が無いですが、なるべく純正や市販のパーツで再現しようと画策しています。
最後に今回は製作にあたりNファクトリー様に協力頂きました。
当店でも人気の高い、ABSコンペセイター・シリーズを製作していますので、ノウハウもバッチリ、結構面倒な注文だったと思うのですが、きっちり仕上げてくれました、感謝。
もうすぐ、発売しますので、乞うご期待。
2013年11月14日
グロック用軽量マガジンのテスト
先日、このブログでお知らせしましたが、マルイ・グロック互換の軽量樹脂マガジンが発売されました。
G-Series Light Competition Speed Magazineと言う名称から競技(シューティングマッチ)用として造られたのが伺えます。

発売元はWE-Techです、WE-Techと言うと海外では広いシュアを保つ、台湾のエアガンメーカーです。
ですから正確にはWE-Techのグロック用なのですが、知っての通りマガジンはマルイ・グロックと互換性が有ります。
軽量マガジンはマルイ・ハイキャパ用がアルミや樹脂製など、複数のパーツメーカーより出てますが、エアガン本体を製造しているメーカーからの発売は初めてではないでしょうか。
さて、先日サンプルが届いて実際に現物を持ってみたところ、軽い・・・。
樹脂なんですから、当たり前ですが初めて持った人は皆驚いてましたね。

見た感じは(部分的な差異はありますが)亜鉛のマガジンが、そのまま樹脂になったと言ったみたいですね。
樹脂製と言うと、オモチャみたいと嫌悪しそうな人も居ると思いますが、軽さは別にして実銃のグロックのマガジンもスチール(ステンレス?)板を樹脂で包んでいる訳ですから、どちらかと言うとリアル指向なんですよ。
また樹脂製なのにガス圧に耐えられるのかと不安に思う人も居ると思いますが、元々は海外製の金属スライドのガスガンを動かす為の高圧ガスにも対応しているナイロン系樹脂ですから、国内基準の低圧ガスで使うなら問題無いと思います(少なくと普通の使い方と言う範囲でですよ)。
次に実射テストです。
相変わらず、注入バルブはガスが入っていってるのか分りづらいですが、マガジンが軽いので振るとガスが中で揺れているのが分ります。
テストですが、発射時に生ガスを吹かないように気化室を多めにする為、敢えて満タンしないようにガスチャージしました。

テスト用のガンはマルイのG18Cです、特にカスタムもしていない、どノーマルですが、純正マガジンと変わらない感じでブローバックしました。
他にもウチで扱ってるピンクフレーム付きのアキュコンプカスタムやアドバンスも試してみました。

それぞれ微妙に寸法が違いますが、どれも取り敢えずは入りました。
ただお互い樹脂同士と言う事なのか、キツい感じも有りましたし、何度か抜き差しを繰り返してからスムーズになる場合も有りました、その辺はお互いの個体差も有りますから必ずしも全てがスムーズになると言う訳では無いでしょうね。
数発空撃ちして、今度はBB弾をフルロードします。
最初はセミで、10発くらい撃ったら、フルオートで全弾発射・・・。

スライドストップもしっかり掛かって問題無く撃てました。
しかし、さすがに1マガジン撃つと冷えてきますね、樹脂だと冷えても分りづらいですが、更にロードして撃つと、段々動きが鈍くなって来ました。
この状態からはリチャージしても動きは良くならないですね。
これは樹脂製マガジンの宿命みたいなもんですから、割り切るしかないですね。
欠点として樹脂マガジンは暖たまりづらいですが、これは逆に考えると保温性が高いとも言え、亜鉛やアルミ等の金属製マガジンより外温からの影響が少ないと言う事です。
例えば気温の低い冬の屋外のサバゲでサイドアームを携帯する場合にもノーマルマガジンに比べて(リチャージしない前提ですが※)撃てる弾数が多く時間が経つほどに差が出て来ます。
またガンが軽くなるメリットも有りますので、使用頻度の少ないサバゲのサイドアーム用にも向いてると思います。
※撃ち終わった後の内部温度の回復は金属製マガジンとは比較にならないくらい遅いです。
元々が競技用を想定していますので、撃ち終わったらマガジンを交換して使う前提なので、1マガジンでフルロード分撃てれば問題無いという考え方なのでしょう。
それにアクション系シューティングマッチでは撃ち終わったマガジンを捨てる事が有るので、軽量な方が落としたマガジンのダメージが少ない訳です。
もちろん競技内容に因っては外部ソース化して使うのが、一番な場合も有りますし、最初からそのつもりの人も多いでしょう。
そこでオマケ情報です。
外部ソース化と言うとフリーダムアートの4mmホース接続キットとリリースバルブですが、WE-Techも含め海外製のマガジンの注入バルブは大体が5mmネジになってますので、マルイ GBB用の4mmホース接続キットは使えません。

しかし確認したところ、注入バルブの着いているマガジンボトムがマルイのG17用マガジンのそれと交換できました。
なので4mmホース接続キットで外部ソース化する事も可能ですよ(着け変える場合は、あくまで自己責任と言う事で)。
また普通にプロテック等のコネクターを着ける場合は、WA用のが使えます。
使い方は人それぞれですが、保温性や軽量さをメリットとして、それ以外のデメリットや使用時のシチュエーションも考えて使い方を選んで下さい。
で肝心の入荷時期ですが、実はもう届いていて現在検品中です。
近々、HPのほうにもアップして販売開始しますのでお楽しみに・・・。
G-Series Light Competition Speed Magazineと言う名称から競技(シューティングマッチ)用として造られたのが伺えます。
発売元はWE-Techです、WE-Techと言うと海外では広いシュアを保つ、台湾のエアガンメーカーです。
ですから正確にはWE-Techのグロック用なのですが、知っての通りマガジンはマルイ・グロックと互換性が有ります。
軽量マガジンはマルイ・ハイキャパ用がアルミや樹脂製など、複数のパーツメーカーより出てますが、エアガン本体を製造しているメーカーからの発売は初めてではないでしょうか。
さて、先日サンプルが届いて実際に現物を持ってみたところ、軽い・・・。
樹脂なんですから、当たり前ですが初めて持った人は皆驚いてましたね。
見た感じは(部分的な差異はありますが)亜鉛のマガジンが、そのまま樹脂になったと言ったみたいですね。
樹脂製と言うと、オモチャみたいと嫌悪しそうな人も居ると思いますが、軽さは別にして実銃のグロックのマガジンもスチール(ステンレス?)板を樹脂で包んでいる訳ですから、どちらかと言うとリアル指向なんですよ。
また樹脂製なのにガス圧に耐えられるのかと不安に思う人も居ると思いますが、元々は海外製の金属スライドのガスガンを動かす為の高圧ガスにも対応しているナイロン系樹脂ですから、国内基準の低圧ガスで使うなら問題無いと思います(少なくと普通の使い方と言う範囲でですよ)。
次に実射テストです。
相変わらず、注入バルブはガスが入っていってるのか分りづらいですが、マガジンが軽いので振るとガスが中で揺れているのが分ります。
テストですが、発射時に生ガスを吹かないように気化室を多めにする為、敢えて満タンしないようにガスチャージしました。
テスト用のガンはマルイのG18Cです、特にカスタムもしていない、どノーマルですが、純正マガジンと変わらない感じでブローバックしました。
他にもウチで扱ってるピンクフレーム付きのアキュコンプカスタムやアドバンスも試してみました。
それぞれ微妙に寸法が違いますが、どれも取り敢えずは入りました。
ただお互い樹脂同士と言う事なのか、キツい感じも有りましたし、何度か抜き差しを繰り返してからスムーズになる場合も有りました、その辺はお互いの個体差も有りますから必ずしも全てがスムーズになると言う訳では無いでしょうね。
数発空撃ちして、今度はBB弾をフルロードします。
最初はセミで、10発くらい撃ったら、フルオートで全弾発射・・・。
スライドストップもしっかり掛かって問題無く撃てました。
しかし、さすがに1マガジン撃つと冷えてきますね、樹脂だと冷えても分りづらいですが、更にロードして撃つと、段々動きが鈍くなって来ました。
この状態からはリチャージしても動きは良くならないですね。
これは樹脂製マガジンの宿命みたいなもんですから、割り切るしかないですね。
欠点として樹脂マガジンは暖たまりづらいですが、これは逆に考えると保温性が高いとも言え、亜鉛やアルミ等の金属製マガジンより外温からの影響が少ないと言う事です。
例えば気温の低い冬の屋外のサバゲでサイドアームを携帯する場合にもノーマルマガジンに比べて(リチャージしない前提ですが※)撃てる弾数が多く時間が経つほどに差が出て来ます。
またガンが軽くなるメリットも有りますので、使用頻度の少ないサバゲのサイドアーム用にも向いてると思います。
※撃ち終わった後の内部温度の回復は金属製マガジンとは比較にならないくらい遅いです。
元々が競技用を想定していますので、撃ち終わったらマガジンを交換して使う前提なので、1マガジンでフルロード分撃てれば問題無いという考え方なのでしょう。
それにアクション系シューティングマッチでは撃ち終わったマガジンを捨てる事が有るので、軽量な方が落としたマガジンのダメージが少ない訳です。
もちろん競技内容に因っては外部ソース化して使うのが、一番な場合も有りますし、最初からそのつもりの人も多いでしょう。
そこでオマケ情報です。
外部ソース化と言うとフリーダムアートの4mmホース接続キットとリリースバルブですが、WE-Techも含め海外製のマガジンの注入バルブは大体が5mmネジになってますので、マルイ GBB用の4mmホース接続キットは使えません。
しかし確認したところ、注入バルブの着いているマガジンボトムがマルイのG17用マガジンのそれと交換できました。
なので4mmホース接続キットで外部ソース化する事も可能ですよ(着け変える場合は、あくまで自己責任と言う事で)。
また普通にプロテック等のコネクターを着ける場合は、WA用のが使えます。
使い方は人それぞれですが、保温性や軽量さをメリットとして、それ以外のデメリットや使用時のシチュエーションも考えて使い方を選んで下さい。
で肝心の入荷時期ですが、実はもう届いていて現在検品中です。
近々、HPのほうにもアップして販売開始しますのでお楽しみに・・・。
2013年03月23日
マルチアングル・スピードホルスターのテスト
昨日、所沢のBLAMさんで「ぶらしゅー(シューティングの日)」が有りまして、毎度の練習ついでにホルスターと同時に入れたAIP製のシューティングベルトにマグポをセットにして持ち込み、同じく練習に来ていたシューターの方々に見て触って試して貰いました。

その使いやすさ・抜き易さに皆さん驚かれていました。
ぶらしゅーではグロックを使う人が多いので、グロック用に組み替えて持って行ったのは正解でした。

また、トリガーガードを引っ掛ける爪のテンションを弱めに調整しておいた事も有って、フリーダムアート通信でお馴染みのDrアミーゴ氏からも軽く抜けるしエアガン用としては最高ではないかと太鼓判を頂きました。
機能的にはハイスペックと実証された訳ですが、欠点が無い訳でも有りません。
第一にトリガーガードを引っ掛ける爪なんですが、ハイキャパ/グロック/M1911互換と3タイプ付属していて、これの交換が結構面倒でした。
本体は多数のブロックで構成されているのですが、ほぼ全バラにしないと交換出来ないのです。
まぁ、多機種に対応出来るように造られてる以上は仕方無いとは思いますけどね。
後は、ロックレバーが小さめで、ロック解除が軽過ぎる事ですかね。

なるべくレバー自体が邪魔にならないようにと思ったのかも知れませんが、JRスピード系のホルスターに慣れてしまうと、ちょっと操作がしずらい気がします。
ロック解除も軽く、スプリングで戻るようになっていて、機能的には面白いのですが、軽く触っただけで解除されてしまうので、気が付いたら解除されいてたなんてのも有り得ます。
とにかく欠点と言っても調整や小加工で何とかなりそうな事ですし、あくまで主観なので、気にならない人も多いでしょう。
全体的には実銃用ホルスターと比べてもハイスペックですし、良く考えられて造られて居る印象が有りました。
価格も9,000円弱になる予定なので、なかなか手頃だと思います。
当店でもレプリカのレースホルスターを扱ってますが、安いだけあって入門用かスペアみたいな位置付けだと思ってます。
入門用を卒業して、更にハイスペックな実銃用ホルスターに変えたいと思ってる人にもオススメ出来ます。
販売は少し先になりますが、ベルト(Mサイズ)も含め予約も受け付けますので、お問い合わせ下さい。

-------------- Web-Shop G.W.A ----------------
HP: http://gwa2002.net
その使いやすさ・抜き易さに皆さん驚かれていました。
ぶらしゅーではグロックを使う人が多いので、グロック用に組み替えて持って行ったのは正解でした。
また、トリガーガードを引っ掛ける爪のテンションを弱めに調整しておいた事も有って、フリーダムアート通信でお馴染みのDrアミーゴ氏からも軽く抜けるしエアガン用としては最高ではないかと太鼓判を頂きました。
機能的にはハイスペックと実証された訳ですが、欠点が無い訳でも有りません。
第一にトリガーガードを引っ掛ける爪なんですが、ハイキャパ/グロック/M1911互換と3タイプ付属していて、これの交換が結構面倒でした。
本体は多数のブロックで構成されているのですが、ほぼ全バラにしないと交換出来ないのです。
まぁ、多機種に対応出来るように造られてる以上は仕方無いとは思いますけどね。
後は、ロックレバーが小さめで、ロック解除が軽過ぎる事ですかね。

なるべくレバー自体が邪魔にならないようにと思ったのかも知れませんが、JRスピード系のホルスターに慣れてしまうと、ちょっと操作がしずらい気がします。
ロック解除も軽く、スプリングで戻るようになっていて、機能的には面白いのですが、軽く触っただけで解除されてしまうので、気が付いたら解除されいてたなんてのも有り得ます。
とにかく欠点と言っても調整や小加工で何とかなりそうな事ですし、あくまで主観なので、気にならない人も多いでしょう。
全体的には実銃用ホルスターと比べてもハイスペックですし、良く考えられて造られて居る印象が有りました。
価格も9,000円弱になる予定なので、なかなか手頃だと思います。
当店でもレプリカのレースホルスターを扱ってますが、安いだけあって入門用かスペアみたいな位置付けだと思ってます。
入門用を卒業して、更にハイスペックな実銃用ホルスターに変えたいと思ってる人にもオススメ出来ます。
販売は少し先になりますが、ベルト(Mサイズ)も含め予約も受け付けますので、お問い合わせ下さい。

-------------- Web-Shop G.W.A ----------------
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2013年03月16日
速報
コストパフォーマンスに優れ当店でも人気の高いパーツが多い、香港のカスタムパーツメーカー「AIP」がエアガン用レースホルスターを発売しました。

香港でエアガンシューティングに密着したパーツ造りをしていて、一昨年に高機能なオリジナルのマガジンポーチを出しています。

今回のホルスターもマガジンポーチ同様、ボールジョイントにより3次元的な角度調整を可能にしています。

基本はリムキャットやゴーストと同じトリガーガードで固定する1点止めタイプですが、ハイキャパ/グロック/M1911互換と、このタイプには珍しく複数の機種に対応出来る可変調整式です。
今回、サンプル用に少し入っただけで、まだテストしてませんが良さそうなら再発注してラインナップに加える予定です、乞う御期待。
-------------- Web-Shop G.W.A ----------------
☆ハンドガンから電動ガンまで各種カスタムパーツが格安☆
HP: http://gwa2002.net

香港でエアガンシューティングに密着したパーツ造りをしていて、一昨年に高機能なオリジナルのマガジンポーチを出しています。
今回のホルスターもマガジンポーチ同様、ボールジョイントにより3次元的な角度調整を可能にしています。

基本はリムキャットやゴーストと同じトリガーガードで固定する1点止めタイプですが、ハイキャパ/グロック/M1911互換と、このタイプには珍しく複数の機種に対応出来る可変調整式です。
今回、サンプル用に少し入っただけで、まだテストしてませんが良さそうなら再発注してラインナップに加える予定です、乞う御期待。
-------------- Web-Shop G.W.A ----------------
☆ハンドガンから電動ガンまで各種カスタムパーツが格安☆
HP: http://gwa2002.net
2012年12月31日
勝手な辛口レビュー
管理人が当店で取り扱いのパーツを実際に試した、感想・考察です。
あくまで個人の主観なので、ツッコミやクレームは御遠慮ください(笑)
※一部、商品説明と被る箇所も有ります。

商品コード WE09001
メーカー WIVERN
品名 M&P9 樹脂スライド(ブラック)

WE-TechのM&P9(WE083P)の樹脂製スライドです。
発売は休み明けからですが、購入予定の方は少しでも早く情報が欲しいと思いましたので、レビューだけ先行しました。
まずは現物の出来についてです。
純正と同じで艶消し仕上げ(調)でパッと見は区別出来なかったです(重さが全然違うので持てば分りますけどね)。
製造は、ウチのSHPD樹脂スライド

と同じ工場らしいので、出来が良いのも頷けます。
カラーは一応ブラックなんですが、光りの加減によってはグレーっぽく見えますので、実銃の仕上げに近いかも・・・。
ただブラストはやや強いんで、リアル派には、ちょっと気になるトコかも知れませんね。
でも私はプラはつるつるよりは艶消しが好きなんで全然OKです。
後、刻印が無いのもマイナスポイントでは有りますが、版権の問題はスルーしたかったのだと思います(S&Wのは結構まずいようですし)。
まぁ、マ○イのが出るまでの繋ぎみたいなもんだと思いますし、下手をしたら1ロットで生産終了なんてのも有り得ます。
実際に組んで見た感じです。
取り敢えず、まずは素組で組んで見ましたが特に問題無く普通に組めました。

用心の為、オイルはシリコンでは無く、乾式のテフロドライをスプレーしました(ウチのSHPDスライドはシリコンだと、段々動きが悪くなっていったので・・・)。
それとメーカー側からも言われましたが、撃って遊ぶなら必ずデチューンしないとダメだそうです。
元々が、重いアルミスライドを作動させるセッティングになってるのですから、樹脂スライドにはリコイルが強過ぎるというのが理由ですが、当然と言えば当然ですね。
と言う訳で、取り敢えずリコイルスプリングを3巻きほどカットしました。

場合によっては、ガスカットも早める加工もしようかなとも思いましたが、リコイルが普通のガスブロくらいにはなった(と錯覚しました)ので暫く様子を見る事にします。
※後日に結局はガスカットのタイミング変更の加工はしました。
それと金属アウターバレルなので、自主規制枠の安全対策に口径以上の穴を空けます、バレル根元下部に7mmほどの穴を空けました。

私はボール盤で空けましたが、無い人は棒ヤスリとかで空けといたほうが良いですよ(分解しないと見えないトコに空けるのですよ)。
作動についてですが、スライドストップもちゃんと掛かるので、後退量も充分ですし、給弾不良も特に無く快調です(トリガーをゆっくり引くとバーストするのは噂に違わずですね)。
ただ、しばらく撃っていたら、フロントサイトがポロっと・・・。
ピンの固定が浅かったようで、反動に耐えられなかったみたいです。
ピンの穴が少し狭くて、奥まで入ってなかったのが原因みたいですが、また外れたら嫌なんで結局は接着しました。
それとガスが入ってるのか分らない海外の注入バルブですが、ガスを入れ過ぎると生ガスを噴くので、私はWA系のバルブに交換しました。

これだとバルブがマガジン内部に長く延長されてるから気化室も確保出来るし、ガスの入れ具合も分りやすいですね。
余談ですが、マルイ系とはホップダイヤルが逆向きでした。
強過ぎるポップを弱めようとしたら、アジャスト出来ないんでバラしたら逆向きでした・・・。
一応最弱にして組み直しましたが、それでも稍かかり気味・・・、取り敢えず5・6mならフラットなんで、そのままにしましたが、その内にバレル回りは互換性の有りそうなマルイのガスブロ用のパーツに交換しようと思います。
耐久性に関してです。
本体をデチューンしてですが、現状で3000発以上は撃ってます。
実際は使い続けなければ、どれくらいまで保つかハッキリしませんが、1万発テストに耐えた、ウチのSHPD樹脂スライドと同じ材質らしいので、無茶な事をしなければ、すぐには壊れないと思います。
とは言え、ガン本体が国内メーカーとは異なる規格・基準で造られてますし、新製品ですからスライド交換でどんな影響が有るのかは、正直分りませんし、スライド以外の部分が壊れる可能性も高い事でしょう。
破損についての話も出たので、ついでに保証の話も入れときます。
この商品には使用後の破損について保証が出来無いとカタログにも載ってます(載せます)。
元々、どんな社外パーツでも使用は自己責任なのですから、使用後の破損に保証などされる訳も無いのは御存知とは思います。
しかし、悲しいかな、パーツを交換して破損してしまったらメーカーや購入したショップに責任が有ると考える人も居る訳で、予め記さないと納得されないと(メーカー側とも話し合い)判断した訳です。
それにデチューンをしないと破損の確率が非常に高くなるものの、技術の無いユーザーも居る訳ですし、自己責任のデチューンを強要出来無いからと言う事情も有ます。
最後に製作背景についての考察です。
マ○イから見本市でモックアップが展示されるようになって、もう何年経つのか・・・。
待ちきれなかったユーザーが、WE-TechのM&Pに飛びつく気持ちは凄く分ります。
しかし、問題は日本の規制の枠外で発売された海外メーカー製で有ると言う事です。
銃刀法や自主規制に関わる事なので、ここでは書きませんが、なぜ国内メーカーから金属スライドのガスブロ・ハンドガンが発売されないかを良く考えてみて下さい。
今回の「M&P9 樹脂スライド」も、そんな現状の中でM&P9を何も心配なく所持出来るようにと造られたのだと思っています。
少なくとも私は所持に関してもですが、シューティングマッチのレギュレーションにも抵触しない樹脂スライド化は大歓迎です。
以上で今回は終わります。
例によってイロイロとツッコミを入れたい人も居るでしょうが、個人の主観と言う事で聞き流して下さい、では・・・。
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あくまで個人の主観なので、ツッコミやクレームは御遠慮ください(笑)
※一部、商品説明と被る箇所も有ります。

商品コード WE09001
メーカー WIVERN
品名 M&P9 樹脂スライド(ブラック)

WE-TechのM&P9(WE083P)の樹脂製スライドです。
発売は休み明けからですが、購入予定の方は少しでも早く情報が欲しいと思いましたので、レビューだけ先行しました。
まずは現物の出来についてです。
純正と同じで艶消し仕上げ(調)でパッと見は区別出来なかったです(重さが全然違うので持てば分りますけどね)。
製造は、ウチのSHPD樹脂スライド
と同じ工場らしいので、出来が良いのも頷けます。
カラーは一応ブラックなんですが、光りの加減によってはグレーっぽく見えますので、実銃の仕上げに近いかも・・・。
ただブラストはやや強いんで、リアル派には、ちょっと気になるトコかも知れませんね。
でも私はプラはつるつるよりは艶消しが好きなんで全然OKです。
後、刻印が無いのもマイナスポイントでは有りますが、版権の問題はスルーしたかったのだと思います(S&Wのは結構まずいようですし)。
まぁ、マ○イのが出るまでの繋ぎみたいなもんだと思いますし、下手をしたら1ロットで生産終了なんてのも有り得ます。
実際に組んで見た感じです。
取り敢えず、まずは素組で組んで見ましたが特に問題無く普通に組めました。
用心の為、オイルはシリコンでは無く、乾式のテフロドライをスプレーしました(ウチのSHPDスライドはシリコンだと、段々動きが悪くなっていったので・・・)。
それとメーカー側からも言われましたが、撃って遊ぶなら必ずデチューンしないとダメだそうです。
元々が、重いアルミスライドを作動させるセッティングになってるのですから、樹脂スライドにはリコイルが強過ぎるというのが理由ですが、当然と言えば当然ですね。
と言う訳で、取り敢えずリコイルスプリングを3巻きほどカットしました。
場合によっては、ガスカットも早める加工もしようかなとも思いましたが、リコイルが普通のガスブロくらいにはなった(と錯覚しました)ので暫く様子を見る事にします。
※後日に結局はガスカットのタイミング変更の加工はしました。
それと金属アウターバレルなので、自主規制枠の安全対策に口径以上の穴を空けます、バレル根元下部に7mmほどの穴を空けました。
私はボール盤で空けましたが、無い人は棒ヤスリとかで空けといたほうが良いですよ(分解しないと見えないトコに空けるのですよ)。
作動についてですが、スライドストップもちゃんと掛かるので、後退量も充分ですし、給弾不良も特に無く快調です(トリガーをゆっくり引くとバーストするのは噂に違わずですね)。
ただ、しばらく撃っていたら、フロントサイトがポロっと・・・。
ピンの固定が浅かったようで、反動に耐えられなかったみたいです。
ピンの穴が少し狭くて、奥まで入ってなかったのが原因みたいですが、また外れたら嫌なんで結局は接着しました。
それとガスが入ってるのか分らない海外の注入バルブですが、ガスを入れ過ぎると生ガスを噴くので、私はWA系のバルブに交換しました。
これだとバルブがマガジン内部に長く延長されてるから気化室も確保出来るし、ガスの入れ具合も分りやすいですね。
余談ですが、マルイ系とはホップダイヤルが逆向きでした。
強過ぎるポップを弱めようとしたら、アジャスト出来ないんでバラしたら逆向きでした・・・。
一応最弱にして組み直しましたが、それでも稍かかり気味・・・、取り敢えず5・6mならフラットなんで、そのままにしましたが、その内にバレル回りは互換性の有りそうなマルイのガスブロ用のパーツに交換しようと思います。
耐久性に関してです。
本体をデチューンしてですが、現状で3000発以上は撃ってます。
実際は使い続けなければ、どれくらいまで保つかハッキリしませんが、1万発テストに耐えた、ウチのSHPD樹脂スライドと同じ材質らしいので、無茶な事をしなければ、すぐには壊れないと思います。
とは言え、ガン本体が国内メーカーとは異なる規格・基準で造られてますし、新製品ですからスライド交換でどんな影響が有るのかは、正直分りませんし、スライド以外の部分が壊れる可能性も高い事でしょう。
破損についての話も出たので、ついでに保証の話も入れときます。
この商品には使用後の破損について保証が出来無いとカタログにも載ってます(載せます)。
元々、どんな社外パーツでも使用は自己責任なのですから、使用後の破損に保証などされる訳も無いのは御存知とは思います。
しかし、悲しいかな、パーツを交換して破損してしまったらメーカーや購入したショップに責任が有ると考える人も居る訳で、予め記さないと納得されないと(メーカー側とも話し合い)判断した訳です。
それにデチューンをしないと破損の確率が非常に高くなるものの、技術の無いユーザーも居る訳ですし、自己責任のデチューンを強要出来無いからと言う事情も有ます。
最後に製作背景についての考察です。
マ○イから見本市でモックアップが展示されるようになって、もう何年経つのか・・・。
待ちきれなかったユーザーが、WE-TechのM&Pに飛びつく気持ちは凄く分ります。
しかし、問題は日本の規制の枠外で発売された海外メーカー製で有ると言う事です。
銃刀法や自主規制に関わる事なので、ここでは書きませんが、なぜ国内メーカーから金属スライドのガスブロ・ハンドガンが発売されないかを良く考えてみて下さい。
今回の「M&P9 樹脂スライド」も、そんな現状の中でM&P9を何も心配なく所持出来るようにと造られたのだと思っています。
少なくとも私は所持に関してもですが、シューティングマッチのレギュレーションにも抵触しない樹脂スライド化は大歓迎です。
以上で今回は終わります。
例によってイロイロとツッコミを入れたい人も居るでしょうが、個人の主観と言う事で聞き流して下さい、では・・・。
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2012年12月17日
勝手な辛口レビュー
管理人が当店で取り扱いのパーツを実際に試した、感想・考察です。
あくまで個人の主観なので、ツッコミやクレームは御遠慮ください(笑)
※一部、商品説明と被る箇所も有ります。
商品コード TM51232
品名 マルイ・ハイキャパ5.1用 SAIタイプ・プラスチック・スライド(ブラック)

中華系パーツとしては珍しいプラスチック製(ABS)のカスタムスライドです。
ウチのSHPD樹脂スライドが呼び水となって、ついに海外でも樹脂スライド発売された・・・、なんて訳は無いですが、ほんとに珍しいですよね、おまけにカスタムスライドにしては比較的安価ですし。
まずは現物の出来についてです。
値段からして、さすがに削り出しでと言うわけも無く、型取り成型品のようです。
しかもブラックなのに塗装仕上げ・・・。
シルバーのほうも塗装でしたが、恐らくシルバーの塗装の載りが良い成型色で纏めて製造したのでしょう。

とは言え、塗装仕上げ前提ならバリ処理を、もう少し丁寧にしたほうが良かったかと思います。
多分、型の合わせ目をフロントエンドに持って来たのでしょう、マズル回り(外側)が少し盛り上がってる感じがします。
価格から考えると個人的には気になるレベルでは無いですが、気になる人も多分に居ると思われます。
それほど修正が難しい箇所では無いですが、塗装仕上げですからね・・・。
まぁこの程度ならペイントマーカーでも充分リペイント可能ですけど、ちょっと残念。
後、リアル性と言う点でも、疑問符が・・・。
と言うのもセリエントアームズでもガバ系のカスタムは多数有りますが、同型のスライドの存在は確認出来ませんでした(デザインがマッ○カスタムに似ているし・・・)。
まぁリアル派にはチョットと言う気がしますね。

実際に組んで見た感じです。
5.1のノーマルスライドより少し軽いと言う事ですが、数g差では体感できる範囲では無いですし、組んでもノーマルと変わらないです。
組むにあたって、注意するトコですが、ブリーチを固定する後部のネジ穴が少し上気味な気がします。
個体によっては少し下に穴を拡げたほうが良いかも知れません。
他には特に無く普通に組めました。
作動についても「可も無く不可も無く」と言った感じです(中華系パーツとしてはスゴイです)。
耐久性に関しては、使い続けなければハッキリしませんが、純正と同じABSですから、それほど差異は無いと思います。

最後に製作背景についての考察です。
仕事柄、海外のパーツ事情については多少なりとも知る立場では有ります。
しかし結局は想像の域を出ませんので、あくまで個人的考えと言う事で3つ。
1つは純正パーツの代用として位置付け。
日本製エアガンの純正パーツの入手が難しい(または高価な)、海外ではカスタムパーツと言うより、純正パーツの代用として、価格も純正に近い補修用としてのパーツも多数存在しています(マガジンリップとか細かいスプリングとか、破損や紛失しやすいモノが多いですが)。
ただスライドやフレームと言ったモノは代用と言うより、高価なカスタムパーツしか無かったと思いますので、純正スライドが破損したら、金属スライドに交換するか廃棄するしか選択枝が無かったと思います。
なので、このスライドも高価なアルミ系より、純正品でも充分と思ってるライトユーザー向けなのではと思います。
2つ目は競技用としてです。
エアガンの競技も盛んな香港(販売元でも有り)では、日本とはパワーソースの違いから、主にアルミ系スライドがハンドガン競技用に使われてます(種類も豊富)。
パワー上限も異なりますので、重いスライドでも普通に動くのでしょうが、パワーに差異が有っても可動するスライドが軽ければ軽いほど、連射速度が上がる理屈に変わりは有りません。
ですから樹脂スライドの軽量性も見直されているのではとも考えました。
ただし、樹脂スライドは軽量性と引換に耐久性が落ちますから、この場合早いペースでも交換出来るようにと価格が抑えられているのではと思います。
どんな競技でも上のレベルになるほど、道具は消耗品と言う考えに至りますから、不思議な事では無いとも思えます。
以上の2つは、そう考えると樹脂製とは言えカスタムスライドがこの値段で買えるのも納得出来る気がします。
3つ目は可能性が低いですが、日本やカナダ等の規制の厳しい国向けです。
ユーザーの中には少なからず、海外から出ているパーツが、主に日本向けに造られていると思ってるでしょうが、現実はまったくの逆で、市場としては極めて小さい日本は重視されてません。
当然、海外では日本の法律に抵触するようなパーツも多数造られて居る訳です。
当店では違法性の無いパーツのみ扱っていますので、勘違いされて居る人も多いでしょうが、互換性が有ると言うだけで日本の規制を考慮して造られて居る訳では無いのです。
なので取り付けても、機能的に疑問符が出るようなパーツも有る訳です。
と言う訳で絶対的に少数では有りますが、100%有り得ないと言う事は無いでしょう。
以上で今回は終わります。
イロイロとツッコミを入れたい人も居るでしょうが、個人の主観と言う事で聞き流して下さい、では・・・。
あくまで個人の主観なので、ツッコミやクレームは御遠慮ください(笑)
※一部、商品説明と被る箇所も有ります。
商品コード TM51232
品名 マルイ・ハイキャパ5.1用 SAIタイプ・プラスチック・スライド(ブラック)
中華系パーツとしては珍しいプラスチック製(ABS)のカスタムスライドです。
ウチのSHPD樹脂スライドが呼び水となって、ついに海外でも樹脂スライド発売された・・・、なんて訳は無いですが、ほんとに珍しいですよね、おまけにカスタムスライドにしては比較的安価ですし。
まずは現物の出来についてです。
値段からして、さすがに削り出しでと言うわけも無く、型取り成型品のようです。
しかもブラックなのに塗装仕上げ・・・。
シルバーのほうも塗装でしたが、恐らくシルバーの塗装の載りが良い成型色で纏めて製造したのでしょう。
とは言え、塗装仕上げ前提ならバリ処理を、もう少し丁寧にしたほうが良かったかと思います。
多分、型の合わせ目をフロントエンドに持って来たのでしょう、マズル回り(外側)が少し盛り上がってる感じがします。
価格から考えると個人的には気になるレベルでは無いですが、気になる人も多分に居ると思われます。
それほど修正が難しい箇所では無いですが、塗装仕上げですからね・・・。
まぁこの程度ならペイントマーカーでも充分リペイント可能ですけど、ちょっと残念。
後、リアル性と言う点でも、疑問符が・・・。
と言うのもセリエントアームズでもガバ系のカスタムは多数有りますが、同型のスライドの存在は確認出来ませんでした(デザインがマッ○カスタムに似ているし・・・)。
まぁリアル派にはチョットと言う気がしますね。
実際に組んで見た感じです。
5.1のノーマルスライドより少し軽いと言う事ですが、数g差では体感できる範囲では無いですし、組んでもノーマルと変わらないです。
組むにあたって、注意するトコですが、ブリーチを固定する後部のネジ穴が少し上気味な気がします。
個体によっては少し下に穴を拡げたほうが良いかも知れません。
他には特に無く普通に組めました。
作動についても「可も無く不可も無く」と言った感じです(中華系パーツとしてはスゴイです)。
耐久性に関しては、使い続けなければハッキリしませんが、純正と同じABSですから、それほど差異は無いと思います。
最後に製作背景についての考察です。
仕事柄、海外のパーツ事情については多少なりとも知る立場では有ります。
しかし結局は想像の域を出ませんので、あくまで個人的考えと言う事で3つ。
1つは純正パーツの代用として位置付け。
日本製エアガンの純正パーツの入手が難しい(または高価な)、海外ではカスタムパーツと言うより、純正パーツの代用として、価格も純正に近い補修用としてのパーツも多数存在しています(マガジンリップとか細かいスプリングとか、破損や紛失しやすいモノが多いですが)。
ただスライドやフレームと言ったモノは代用と言うより、高価なカスタムパーツしか無かったと思いますので、純正スライドが破損したら、金属スライドに交換するか廃棄するしか選択枝が無かったと思います。
なので、このスライドも高価なアルミ系より、純正品でも充分と思ってるライトユーザー向けなのではと思います。
2つ目は競技用としてです。
エアガンの競技も盛んな香港(販売元でも有り)では、日本とはパワーソースの違いから、主にアルミ系スライドがハンドガン競技用に使われてます(種類も豊富)。
パワー上限も異なりますので、重いスライドでも普通に動くのでしょうが、パワーに差異が有っても可動するスライドが軽ければ軽いほど、連射速度が上がる理屈に変わりは有りません。
ですから樹脂スライドの軽量性も見直されているのではとも考えました。
ただし、樹脂スライドは軽量性と引換に耐久性が落ちますから、この場合早いペースでも交換出来るようにと価格が抑えられているのではと思います。
どんな競技でも上のレベルになるほど、道具は消耗品と言う考えに至りますから、不思議な事では無いとも思えます。
以上の2つは、そう考えると樹脂製とは言えカスタムスライドがこの値段で買えるのも納得出来る気がします。
3つ目は可能性が低いですが、日本やカナダ等の規制の厳しい国向けです。
ユーザーの中には少なからず、海外から出ているパーツが、主に日本向けに造られていると思ってるでしょうが、現実はまったくの逆で、市場としては極めて小さい日本は重視されてません。
当然、海外では日本の法律に抵触するようなパーツも多数造られて居る訳です。
当店では違法性の無いパーツのみ扱っていますので、勘違いされて居る人も多いでしょうが、互換性が有ると言うだけで日本の規制を考慮して造られて居る訳では無いのです。
なので取り付けても、機能的に疑問符が出るようなパーツも有る訳です。
と言う訳で絶対的に少数では有りますが、100%有り得ないと言う事は無いでしょう。
以上で今回は終わります。
イロイロとツッコミを入れたい人も居るでしょうが、個人の主観と言う事で聞き流して下さい、では・・・。