2012年12月17日

勝手な辛口レビュー

管理人が当店で取り扱いのパーツを実際に試した、感想・考察です。
あくまで個人の主観なので、ツッコミやクレームは御遠慮ください(笑)
※一部、商品説明と被る箇所も有ります。

商品コード TM51232
品名 マルイ・ハイキャパ5.1用 SAIタイプ・プラスチック・スライド(ブラック)
勝手な辛口レビュー

中華系パーツとしては珍しいプラスチック製(ABS)のカスタムスライドです。
ウチのSHPD樹脂スライドが呼び水となって、ついに海外でも樹脂スライド発売された・・・、なんて訳は無いですが、ほんとに珍しいですよね、おまけにカスタムスライドにしては比較的安価ですし。

まずは現物の出来についてです。
値段からして、さすがに削り出しでと言うわけも無く、型取り成型品のようです。
しかもブラックなのに塗装仕上げ・・・。
シルバーのほうも塗装でしたが、恐らくシルバーの塗装の載りが良い成型色で纏めて製造したのでしょう。
勝手な辛口レビュー

とは言え、塗装仕上げ前提ならバリ処理を、もう少し丁寧にしたほうが良かったかと思います。
多分、型の合わせ目をフロントエンドに持って来たのでしょう、マズル回り(外側)が少し盛り上がってる感じがします。
価格から考えると個人的には気になるレベルでは無いですが、気になる人も多分に居ると思われます。
それほど修正が難しい箇所では無いですが、塗装仕上げですからね・・・。
まぁこの程度ならペイントマーカーでも充分リペイント可能ですけど、ちょっと残念。

後、リアル性と言う点でも、疑問符が・・・。
と言うのもセリエントアームズでもガバ系のカスタムは多数有りますが、同型のスライドの存在は確認出来ませんでした(デザインがマッ○カスタムに似ているし・・・)。
まぁリアル派にはチョットと言う気がしますね。
勝手な辛口レビュー

実際に組んで見た感じです。
5.1のノーマルスライドより少し軽いと言う事ですが、数g差では体感できる範囲では無いですし、組んでもノーマルと変わらないです。
組むにあたって、注意するトコですが、ブリーチを固定する後部のネジ穴が少し上気味な気がします。
個体によっては少し下に穴を拡げたほうが良いかも知れません。
他には特に無く普通に組めました。
作動についても「可も無く不可も無く」と言った感じです(中華系パーツとしてはスゴイです)。
耐久性に関しては、使い続けなければハッキリしませんが、純正と同じABSですから、それほど差異は無いと思います。
勝手な辛口レビュー

最後に製作背景についての考察です。
仕事柄、海外のパーツ事情については多少なりとも知る立場では有ります。
しかし結局は想像の域を出ませんので、あくまで個人的考えと言う事で3つ。

1つは純正パーツの代用として位置付け。
日本製エアガンの純正パーツの入手が難しい(または高価な)、海外ではカスタムパーツと言うより、純正パーツの代用として、価格も純正に近い補修用としてのパーツも多数存在しています(マガジンリップとか細かいスプリングとか、破損や紛失しやすいモノが多いですが)。
ただスライドやフレームと言ったモノは代用と言うより、高価なカスタムパーツしか無かったと思いますので、純正スライドが破損したら、金属スライドに交換するか廃棄するしか選択枝が無かったと思います。
なので、このスライドも高価なアルミ系より、純正品でも充分と思ってるライトユーザー向けなのではと思います。

2つ目は競技用としてです。
エアガンの競技も盛んな香港(販売元でも有り)では、日本とはパワーソースの違いから、主にアルミ系スライドがハンドガン競技用に使われてます(種類も豊富)。
パワー上限も異なりますので、重いスライドでも普通に動くのでしょうが、パワーに差異が有っても可動するスライドが軽ければ軽いほど、連射速度が上がる理屈に変わりは有りません。
ですから樹脂スライドの軽量性も見直されているのではとも考えました。
ただし、樹脂スライドは軽量性と引換に耐久性が落ちますから、この場合早いペースでも交換出来るようにと価格が抑えられているのではと思います。
どんな競技でも上のレベルになるほど、道具は消耗品と言う考えに至りますから、不思議な事では無いとも思えます。

以上の2つは、そう考えると樹脂製とは言えカスタムスライドがこの値段で買えるのも納得出来る気がします。

3つ目は可能性が低いですが、日本やカナダ等の規制の厳しい国向けです。
ユーザーの中には少なからず、海外から出ているパーツが、主に日本向けに造られていると思ってるでしょうが、現実はまったくの逆で、市場としては極めて小さい日本は重視されてません。
当然、海外では日本の法律に抵触するようなパーツも多数造られて居る訳です。
当店では違法性の無いパーツのみ扱っていますので、勘違いされて居る人も多いでしょうが、互換性が有ると言うだけで日本の規制を考慮して造られて居る訳では無いのです。
なので取り付けても、機能的に疑問符が出るようなパーツも有る訳です。
と言う訳で絶対的に少数では有りますが、100%有り得ないと言う事は無いでしょう。

以上で今回は終わります。
イロイロとツッコミを入れたい人も居るでしょうが、個人の主観と言う事で聞き流して下さい、では・・・。





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Posted by Web Shop G.W.A  at 14:00 │Comments(0)商品レビュー

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