2015年11月16日
マルイ M&P9用の5インチタイプの樹脂スライド
マルイ M&P9用の5インチタイプの樹脂スライドが発売されますので、まいどの先行レビューです。
マルイのM&P9が発売してから、私の回り(主にマッチシューター)の方々より5インチサイズのスライドを熱望する声が聞こえるようになりました。
5インチサイズのスライドなら海外製のが複数のメーカーより発売されていますが、全てアルミなどの金属製の為、国内のシューティングマッチではレギュレーションにより使用不可、ガン本体に組み込んだ時点で違法と判断される場合が有り、今更ながらグレーゾーンな代物です。
その為、どんなに欲しくともシューティングマッチに参加しているシューターは金属スライドには手を出しません。
そんなシューターの願いが届いたのか、主に内部系パーツで定評の有る、ファイヤフライが初のハンドガン用スライドを発売する事になりました。
私もファイヤフライの社長とは公私共に長い付き合いで、このスライドの作成にも若干関わっているので、大分前より試作品のテスト等を見て来ました。
そして発売前にも関わらず、製品サンプルが頂けたので、発売したらテストも兼ねて組もうと思っていたパーツと共に1丁組み上げてみました。
パッと見は中々良い感じでしょう。
使用したのはファイヤフライ製5インチタイプ樹脂スライドのキットの他は最近発売のUAC製ファイバー・オプティック・サイト、Ready Fighter製Apexタイプトリガー 、スマートロック製リコイルコントロール・サムレスト他です。
さて、スライドに関してはテストを重ねて来ただけあって作動については問題無く、空撃ちでは快調でした。
スライドストップもノッチが欠けないように金歯(?)が入ってますしw
ところが実射ではテストでも懸念されていた、サイトより着弾が下に行く事が、このスライドでも有りました(5mでフロントがリアより突き出るようにしないと当たりませんでした)。
マルイのM&P9を撃った事が有る人には、ノーマルでも下に着弾してしまう事は周知の事実ですが、1インチ弱でもサイトレディアスが延びた分、更に下に行ってるようにも感じました。
あくまで私見ですが、色々と試して出た結論はバレルが下を向いているのでは無いかと言う事に・・・。
と言うのも、よく見るとスライドとアウターバレルのガタが少ないのにアウターが下に因り過ぎている感じでした。
原因はフロントサイトを固定するΩ型のパーツがアウターを圧迫して下に向けていたからでした。
実銃のM&P9はハイキャパ等のようにアリ溝が切ってありサイトは横から差し込むタイプなのですが、何故かマルイではM&P9やXDM等、上から差し込んで裏からΩ型のパーツで留める方式を採用しています、今回はそれが着弾に影響していたと言うことでした(普通にアリ溝式の方が左右調整も出来て良いと思うんですけどね)。
ともあれ原因が分かったので、対処方法の検討です。
まずはサイト固定のΩ型のパーツは外してなるべく薄い物で固定出来ないかと思案し、最終的に0.5mm厚のプラ板を差し込む事にしました(サイトとスライドを接着する事も考えましたが、それは最終手段と言う事で)。
これでバレルのガタが増えて上に向く余裕が出来ましたので、次はかさ上げです。
同じく0.5mm厚のプラ板を半円状にしてスライドのバレルホール下面に接着しました(着弾テスト用なのであくまで仮の処置ですが・・・)。
ともあれ試射は成功w、5mで普通に狙える範囲に修正出来ました。
後はサイト側、バレルホール側のプラ板がどれくらい保つのか引き続きテストですね。
と言うふうに今回の5インチタイプ樹脂スライド・キットは、有る程度はイジれる人でないとマッチに使えるようには出来無いと判明。
とは言えノーマルアウターのカットなども必要なので、組込み自体が出来る人には問題無い加工レベルだとは思いますが・・・。
御購入してサイトラインが気になった方への参考になれば幸いです(加工はあくまで自己責任で御願いします)。
後、気になる人も居るかも知れないので補足ですが、Ready Fighter製Apexタイプトリガーはグロックのアルミトリガーのようにシアーに掛かるまでの遊びの調整機能は無いのですが、シアーに掛かってからのキレとストロークが良く、連射がしやすかったです(取り扱いに関しては検討中)。
スマートロック製リコイルコントロール・サムレストはWEのM&P9用樹脂スライドを販売してた時に販売していものなので覚えている人も居るでしょう。
ノーマルのサムセフティーを外して着けただけですが、新鮮な感じがするでしょうw
トリガーセフティーが有るのにサムセフティーまでは不要と思ってても外した跡が目立って嫌な人にオススメです。
※サムセフティーはハンマーピンも兼ねているので、替わりに3×23mmくらいの丸棒が必要です、またバックストラップをLサイズにしても少し遊びが有るので隙間を埋める物が必要です。
私は100均で買った家具の滑り止め(ウレタンパッチ)を使いましたが、ガムテープを何枚か重ねるだけでも問題無いでしょう。
以上で今回も終わります。
例によってイロイロとツッコミを入れたい人も居るでしょうが、個人の主観と言う事で聞き流して下さい、では・・・。
マルイのM&P9が発売してから、私の回り(主にマッチシューター)の方々より5インチサイズのスライドを熱望する声が聞こえるようになりました。
5インチサイズのスライドなら海外製のが複数のメーカーより発売されていますが、全てアルミなどの金属製の為、国内のシューティングマッチではレギュレーションにより使用不可、ガン本体に組み込んだ時点で違法と判断される場合が有り、今更ながらグレーゾーンな代物です。
その為、どんなに欲しくともシューティングマッチに参加しているシューターは金属スライドには手を出しません。
そんなシューターの願いが届いたのか、主に内部系パーツで定評の有る、ファイヤフライが初のハンドガン用スライドを発売する事になりました。
私もファイヤフライの社長とは公私共に長い付き合いで、このスライドの作成にも若干関わっているので、大分前より試作品のテスト等を見て来ました。
そして発売前にも関わらず、製品サンプルが頂けたので、発売したらテストも兼ねて組もうと思っていたパーツと共に1丁組み上げてみました。
パッと見は中々良い感じでしょう。
使用したのはファイヤフライ製5インチタイプ樹脂スライドのキットの他は最近発売のUAC製ファイバー・オプティック・サイト、Ready Fighter製Apexタイプトリガー 、スマートロック製リコイルコントロール・サムレスト他です。
さて、スライドに関してはテストを重ねて来ただけあって作動については問題無く、空撃ちでは快調でした。
スライドストップもノッチが欠けないように金歯(?)が入ってますしw
ところが実射ではテストでも懸念されていた、サイトより着弾が下に行く事が、このスライドでも有りました(5mでフロントがリアより突き出るようにしないと当たりませんでした)。
マルイのM&P9を撃った事が有る人には、ノーマルでも下に着弾してしまう事は周知の事実ですが、1インチ弱でもサイトレディアスが延びた分、更に下に行ってるようにも感じました。
あくまで私見ですが、色々と試して出た結論はバレルが下を向いているのでは無いかと言う事に・・・。
と言うのも、よく見るとスライドとアウターバレルのガタが少ないのにアウターが下に因り過ぎている感じでした。
原因はフロントサイトを固定するΩ型のパーツがアウターを圧迫して下に向けていたからでした。
実銃のM&P9はハイキャパ等のようにアリ溝が切ってありサイトは横から差し込むタイプなのですが、何故かマルイではM&P9やXDM等、上から差し込んで裏からΩ型のパーツで留める方式を採用しています、今回はそれが着弾に影響していたと言うことでした(普通にアリ溝式の方が左右調整も出来て良いと思うんですけどね)。
ともあれ原因が分かったので、対処方法の検討です。
まずはサイト固定のΩ型のパーツは外してなるべく薄い物で固定出来ないかと思案し、最終的に0.5mm厚のプラ板を差し込む事にしました(サイトとスライドを接着する事も考えましたが、それは最終手段と言う事で)。
これでバレルのガタが増えて上に向く余裕が出来ましたので、次はかさ上げです。
同じく0.5mm厚のプラ板を半円状にしてスライドのバレルホール下面に接着しました(着弾テスト用なのであくまで仮の処置ですが・・・)。
ともあれ試射は成功w、5mで普通に狙える範囲に修正出来ました。
後はサイト側、バレルホール側のプラ板がどれくらい保つのか引き続きテストですね。
と言うふうに今回の5インチタイプ樹脂スライド・キットは、有る程度はイジれる人でないとマッチに使えるようには出来無いと判明。
とは言えノーマルアウターのカットなども必要なので、組込み自体が出来る人には問題無い加工レベルだとは思いますが・・・。
御購入してサイトラインが気になった方への参考になれば幸いです(加工はあくまで自己責任で御願いします)。
後、気になる人も居るかも知れないので補足ですが、Ready Fighter製Apexタイプトリガーはグロックのアルミトリガーのようにシアーに掛かるまでの遊びの調整機能は無いのですが、シアーに掛かってからのキレとストロークが良く、連射がしやすかったです(取り扱いに関しては検討中)。
スマートロック製リコイルコントロール・サムレストはWEのM&P9用樹脂スライドを販売してた時に販売していものなので覚えている人も居るでしょう。
ノーマルのサムセフティーを外して着けただけですが、新鮮な感じがするでしょうw
トリガーセフティーが有るのにサムセフティーまでは不要と思ってても外した跡が目立って嫌な人にオススメです。
※サムセフティーはハンマーピンも兼ねているので、替わりに3×23mmくらいの丸棒が必要です、またバックストラップをLサイズにしても少し遊びが有るので隙間を埋める物が必要です。
私は100均で買った家具の滑り止め(ウレタンパッチ)を使いましたが、ガムテープを何枚か重ねるだけでも問題無いでしょう。
以上で今回も終わります。
例によってイロイロとツッコミを入れたい人も居るでしょうが、個人の主観と言う事で聞き流して下さい、では・・・。
MAXTACT社製 GLOCKシリーズ対応 32連アルミマガジン入荷!!
マルイ・ハイキャパ用のマガジンエクステンション!!
マルイG17用ナイロンスライド 第3弾
経過報告+
マルイ グロック用アルミマガジンケース
タニオコバ10-22用アウターバレル組みました。
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