2013年11月14日

グロック用軽量マガジンのテスト

先日、このブログでお知らせしましたが、マルイ・グロック互換の軽量樹脂マガジンが発売されました。
G-Series Light Competition Speed Magazineと言う名称から競技(シューティングマッチ)用として造られたのが伺えます。
グロック用軽量マガジンのテスト

発売元はWE-Techです、WE-Techと言うと海外では広いシュアを保つ、台湾のエアガンメーカーです。
ですから正確にはWE-Techのグロック用なのですが、知っての通りマガジンはマルイ・グロックと互換性が有ります。

軽量マガジンはマルイ・ハイキャパ用がアルミや樹脂製など、複数のパーツメーカーより出てますが、エアガン本体を製造しているメーカーからの発売は初めてではないでしょうか。

さて、先日サンプルが届いて実際に現物を持ってみたところ、軽い・・・。

樹脂なんですから、当たり前ですが初めて持った人は皆驚いてましたね。
グロック用軽量マガジンのテスト

見た感じは(部分的な差異はありますが)亜鉛のマガジンが、そのまま樹脂になったと言ったみたいですね。

樹脂製と言うと、オモチャみたいと嫌悪しそうな人も居ると思いますが、軽さは別にして実銃のグロックのマガジンもスチール(ステンレス?)板を樹脂で包んでいる訳ですから、どちらかと言うとリアル指向なんですよ。

また樹脂製なのにガス圧に耐えられるのかと不安に思う人も居ると思いますが、元々は海外製の金属スライドのガスガンを動かす為の高圧ガスにも対応しているナイロン系樹脂ですから、国内基準の低圧ガスで使うなら問題無いと思います(少なくと普通の使い方と言う範囲でですよ)。

次に実射テストです。
相変わらず、注入バルブはガスが入っていってるのか分りづらいですが、マガジンが軽いので振るとガスが中で揺れているのが分ります。
テストですが、発射時に生ガスを吹かないように気化室を多めにする為、敢えて満タンしないようにガスチャージしました。
グロック用軽量マガジンのテスト

テスト用のガンはマルイのG18Cです、特にカスタムもしていない、どノーマルですが、純正マガジンと変わらない感じでブローバックしました。
他にもウチで扱ってるピンクフレーム付きのアキュコンプカスタムやアドバンスも試してみました。
グロック用軽量マガジンのテスト


それぞれ微妙に寸法が違いますが、どれも取り敢えずは入りました。

ただお互い樹脂同士と言う事なのか、キツい感じも有りましたし、何度か抜き差しを繰り返してからスムーズになる場合も有りました、その辺はお互いの個体差も有りますから必ずしも全てがスムーズになると言う訳では無いでしょうね。

数発空撃ちして、今度はBB弾をフルロードします。
最初はセミで、10発くらい撃ったら、フルオートで全弾発射・・・。
グロック用軽量マガジンのテスト

スライドストップもしっかり掛かって問題無く撃てました。
しかし、さすがに1マガジン撃つと冷えてきますね、樹脂だと冷えても分りづらいですが、更にロードして撃つと、段々動きが鈍くなって来ました。
この状態からはリチャージしても動きは良くならないですね。
これは樹脂製マガジンの宿命みたいなもんですから、割り切るしかないですね。

欠点として樹脂マガジンは暖たまりづらいですが、これは逆に考えると保温性が高いとも言え、亜鉛やアルミ等の金属製マガジンより外温からの影響が少ないと言う事です。

例えば気温の低い冬の屋外のサバゲでサイドアームを携帯する場合にもノーマルマガジンに比べて(リチャージしない前提ですが※)撃てる弾数が多く時間が経つほどに差が出て来ます。
またガンが軽くなるメリットも有りますので、使用頻度の少ないサバゲのサイドアーム用にも向いてると思います。
※撃ち終わった後の内部温度の回復は金属製マガジンとは比較にならないくらい遅いです。

元々が競技用を想定していますので、撃ち終わったらマガジンを交換して使う前提なので、1マガジンでフルロード分撃てれば問題無いという考え方なのでしょう。
それにアクション系シューティングマッチでは撃ち終わったマガジンを捨てる事が有るので、軽量な方が落としたマガジンのダメージが少ない訳です。

もちろん競技内容に因っては外部ソース化して使うのが、一番な場合も有りますし、最初からそのつもりの人も多いでしょう。

そこでオマケ情報です。
外部ソース化と言うとフリーダムアートの4mmホース接続キットとリリースバルブですが、WE-Techも含め海外製のマガジンの注入バルブは大体が5mmネジになってますので、マルイ GBB用の4mmホース接続キットは使えません。
グロック用軽量マガジンのテスト



しかし確認したところ、注入バルブの着いているマガジンボトムがマルイのG17用マガジンのそれと交換できました。
なので4mmホース接続キットで外部ソース化する事も可能ですよ(着け変える場合は、あくまで自己責任と言う事で)。

また普通にプロテック等のコネクターを着ける場合は、WA用のが使えます。

使い方は人それぞれですが、保温性や軽量さをメリットとして、それ以外のデメリットや使用時のシチュエーションも考えて使い方を選んで下さい。

で肝心の入荷時期ですが、実はもう届いていて現在検品中です。
近々、HPのほうにもアップして販売開始しますのでお楽しみに・・・。




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